向日葵になりたい。(修正済)
「・・・・初恋・・・・だったのかもな」


「えっ?」


「前に話したと思うけど、あいつに特定の彼女がいた覚えがないんだよ。

だから・・・・海ちゃんがあいつにとっての・・・・初恋だったのかも」


「初恋・・・・・」


「うん・・・・だから周りなんてどうでも良かったんじゃないかな。

海ちゃんがいてくれるだけで」


「・・・・そうだったんでしょうか」


「・・・だと思うよ。

だってあいつの学生ん時はほんと笑わなかったもん。

だから俺、海ちゃんの隣にいるあいつを見てびっくりしたんだから。

デレデレしちゃってさ」


「フッ・・・・デレデレですか」


「うん・・・・ハハッ」




涙目になっていた悠斗さんが笑った。





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