向日葵になりたい。(修正済)
車を降りてからは、2人で小さな子どものように走り回り声が枯れるくらい笑った。

疲れたら砂浜に座り、色んな話をした。

ただ、あたしは先生の奥さんの話は聞かなかったし、先生も話題にすることはなかった。



夕暮れ時になり、あたしは段々寂しくなった。
先生が「そろそろ帰るか」と口に出すんじゃないかと思うと胸が苦しくなった。








沈黙になった。








あたしはただずっと海を見てた。



ふと、隣に座っている先生をみると・・・・・・先生はあたしを見てた。






目が合った。


逸らすことができなかった。





そして自然に、恋人同士がするようにほんとに自然に、あたし達はキスをした。





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