向日葵になりたい。(修正済)
「沙耶、元旦には今年のお正月のように3人で神社行っておみくじ引こう。そういえば前回は僚のおみくじ凶だったよね。日頃の行いの成果だねぇ」

「うっせー!今度は大吉引いてお前らに見せびらかしてやるからな」

「うん!楽しみにしてるね」



あたしたちの会話を聞いてやっと安心した様子の沙耶。
ほんっとあたしが男だったらこんな可愛い表情見せられたら放っておかないけどね。
なんてしみじみ思ってた。



あたしはクリスマスという恋人達のイベントだからもちろん先生と一緒にいたかったけど、先生には家庭があるから予定は聞かなかった。

正直、僚がバイトに誘ってくれてすごく助かった。
そうじゃなければ多分、家で1人で先生が奥さんと楽しそうにしてる姿を勝手に想像して落ち込んで、もしかしたら泣いてたかもしれない。
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