向日葵になりたい。（修正済）

多分、あたしの顔は今にも泣き出しそうだったに違いない。

先生は初めてあたしをそっと抱きしめた。



「よしっ！風呂入ってこい！」

「は、はーい」


余韻に浸ってるあたしを立たせ、ニコッと笑った。





･････ヤバい。
顔真っ赤なんですけど。

お風呂場の鏡にはアホ丸出しのボーっとした自分がいた。


ど、どうしよう････。
今日一緒に寝るってことだよね？
やっぱりそれって･･･。



変な妄想ばかりしてたらのぼせてしまった。

あたしはホテルの安っぽいピンク色のガウンを着てドキドキしながらお風呂場を出た。


･･････。

･････････。

･･･先生寝ちゃってる･･･。


長湯しすぎたな。
ちょっとガッカリ。
でも･･･先生の寝顔すごく可愛い！
だから、まっいいか。


あたしは先生の寝顔に「おやすみなさい」と囁きそっとベッドに入った。




ｰ