向日葵になりたい。(修正済)
先生の友達は笑顔がよく似合い、モテそうな人だった。

「久しぶり!この子が海ちゃん?初めまして。・・・・これだけ可愛かったらお前が惚れるのも頷けるな」

そう言うと楽しそうに笑った。

「海、こいつが悠斗。俺の悪友」

「初めまして、海です。これからお世話になります。よろしくお願いします」

あたしは頭を下げた。

「こちらこそ。で、ここがアパート。家電とかそのまま使っていいから」

アパートは1LDK。
家電のほかに家具や食器など一式揃っていてすぐに生活できる環境だった。


「で、いつから店出れる?出来れば早いほうが有り難いんだけど・・・」

「明日から出るよ」

そう言うと先生はあたしを見た。

あたしは黙って頷いた。
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