向日葵になりたい。(修正済)
退院して数日後。
あたしはやっぱり自分の部屋に閉じこもったままだった。
下で両親の言い争いが聞こえ、2人の足音が近付いてきた。
「あなたっ!海はまだ・・・」
「どけっ!」
父が大きな音を立ててドアを開けた。
「・・・いつまでこうしてるつもりだ。
お前は来週から転校先の学校へ行くんだ。今度の学校は全寮制だから来週までに荷物をまとめておきなさい!
いいか?あっちの学校へは無理を言って待っててもらったんだ。
もう俺の顔に泥を塗るんじゃないぞ!」
「あなた・・・それが自分の娘に言う言葉?」
「お前は黙ってろとさっきから何遍も言っとるだろーが!
そもそもお前がしっかり子育てしてないからこいつはあんなどうしようもない男に引っかかったんだ!」
「・・・・先生がどうしようもない?」
「あぁ、どうしようもない男だ。都合が悪くなれば自分だけとっとと死んでな。低俗な人間だ」
「・・・・先生は低俗なんかじゃない」
「お前を捨てて自分は楽な道を選んだ。これが現実だ!!」
何かがあたしの中でプチっと切れた。
気付くと大柄な父の胸ぐらを掴んで叫んでた。
ー
あたしはやっぱり自分の部屋に閉じこもったままだった。
下で両親の言い争いが聞こえ、2人の足音が近付いてきた。
「あなたっ!海はまだ・・・」
「どけっ!」
父が大きな音を立ててドアを開けた。
「・・・いつまでこうしてるつもりだ。
お前は来週から転校先の学校へ行くんだ。今度の学校は全寮制だから来週までに荷物をまとめておきなさい!
いいか?あっちの学校へは無理を言って待っててもらったんだ。
もう俺の顔に泥を塗るんじゃないぞ!」
「あなた・・・それが自分の娘に言う言葉?」
「お前は黙ってろとさっきから何遍も言っとるだろーが!
そもそもお前がしっかり子育てしてないからこいつはあんなどうしようもない男に引っかかったんだ!」
「・・・・先生がどうしようもない?」
「あぁ、どうしようもない男だ。都合が悪くなれば自分だけとっとと死んでな。低俗な人間だ」
「・・・・先生は低俗なんかじゃない」
「お前を捨てて自分は楽な道を選んだ。これが現実だ!!」
何かがあたしの中でプチっと切れた。
気付くと大柄な父の胸ぐらを掴んで叫んでた。
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