向日葵になりたい。(修正済)
「なら・・・東京来るか?
お客さんでマンション経営してる人いるから、俺から家賃安くして貰えるように話してみるけど」

「ありがとう───でももう行く場所は決めてるの。
そこで派遣の登録しようと思って」

「そうなの?どこ?その近く?」

「ううん───あたし、仙台へ行く」

「・・・・仙台って・・・・」

「そう、先生と唯一、2人で過ごした場所。
あたし、仙台以外は考えてないんだ」



僚は黙って聞いてた。



「だから東京には行けない。
でも誘ってくれてありがとね」

「うん・・・わかった。
頑張れよ」

「僚もね。
ナンバー1になったらお祝いに飲みに行くよ。
奮発してドンペリも入れるから」

「ホントだな!?
よしっ!約束な。
じゃあ俺もがんばろっ」

「うん!頑張れよ!」





その後、あたしは無事卒業し、念願だった仙台へ向かった。





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