向日葵になりたい。(修正済)
「今日の送別会、全員参加するから楽しみにしててね」

あたしの前に座っているおじさんが良江さんへ話しかける。


「えっ?──ってことは・・・」

良江があたしを見る。


「あっ、はい。私も参加させていただきます。
良江さんにはお世話になりましたから」



一旦、キーボードを叩く手を止め、パソコン画面から良江さんの方へ顔を向け、あたしが答えた。




「ほんとに<img src="/images/emoji/E703.gif" border="0" align="absbottom">
長谷川さんが飲み会に来るのって初めてよね?
すごく嬉しい。ありがとね」

「いえ・・・・」



──ほんとは欠席したかった──

そう心で呟いた。



・・・・・じゃあ何であたし、出席するんだろう。



窓の外へ目を向ける。

高原が真剣な眼差しで仕事をしてる姿がみえた。





・・・・・あの人に言われたから?






───違う。






あたしは自分へ言い聞かせ、またキーボードを叩き始めた。






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