呟き【詩集】
見えない羽根


たとえ羽根が無いとしても

僕達には素敵な足があるじゃないか


届かない空を夢見るより

僕は僕の道を行こう


早くは進めなくたって

着実に一歩づつ

緑の空気を吸いながら

眩しい光を浴びながら



大空は飛び回る為のものではなく

見上げるものなのだ

そして
空の青さに



心癒されよう


< 118 / 140 >

この作品をシェア

pagetop