呟き【詩集】
巡る巡る
結局の所
生き物には全て
平等に死が訪れるのだ
最後には僕という存在が
消えてしまうのがわかってて
それでも『頑張れ』なんて言葉を
よく口に出来たものだね
そんな言葉を吐いた口でさえ
最後にはに朽ち果てるくせに
全くもって
無責任だ
誰かの記憶に残る為に生きるなんて
まっぴらだよ
どうせ僕らは
毎日毎日
最後に向かって
着実に歩いているのだし
今を生きる事以外
何を頑張れと言うんだ