【続】禁断ゲーム


ゆっくり省ちゃんはあたしたちの元に歩み寄ってきた。





「ありがとう、瑠菜。蒸しケーキ、久しぶりに食べたよ」




『おいしかった?』




「うん。瑠菜からの愛、ごちそうさまでした」






手を合わせて、ご馳走様のポーズをする省ちゃん。



その横で、むすっとしている大雅。






・・・それよりももっとひどい顔をしたさゆりさんが




省ちゃんのことを見ていた。



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