【続】禁断ゲーム


『なんでですの?!』




「・・・さゆり」




『料理の味はこちらのほうが絶対上ですのに、何故負けたのですか?』






ヒステリック気味にさけぶさゆりさん。



まぁ、確かにそうだよね。



ただの女子高生が作った料理だもん。



シェフさんだって傷つくよね・・・・。






「・・・だからだよ」




『え?』




「君は料理がいつおいしく感じるかとか知らない。それを知らないうちは俺は君のことなんか好きにはなれない」




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