【続】禁断ゲーム


「瑠菜?どうした?」




『あ、大雅。ちょっと考え事してただけだよ』





バトルをする会場の控え室の小さな窓から外へと視線を動かした。



それに気づいた大雅はそっと近くに座ってくれた。






『ねぇ、大雅。省ちゃんには自由に選んで欲しいなんて・・・バカかな?』



「いや・・・いいんじゃね?」





そして、そっとあたしに口付けをして


視線を絡ませる。





「瑠菜が思ったようにしていいから。・・時間だよ」




< 97 / 177 >

この作品をシェア

pagetop