旦那様はヤンキーくん




「俺、
 美村さんにすっごく憧れてて!」


と、沢田君は少し興奮気味で言った。




「…え、マジ?」



「夕翔なんかに憧れても
 いいことないよぉ~?
 家、入ろっかぁ?」



気付くと、家の前まで来ていたからあたしはそう言った。




「…夕莉、お前なぁ(怒)」



あたしは、そんな夕翔を無視して家に入った。




「お邪魔しま~す」



「「ただいま~」」
 

あたしたち3人は、そう言った。




「お帰り~…って、
 お客さんっ??」



ママが出てきた。


どうやら今日は、

仕事は休みらしい。



「えっ、もしかして
 夕莉の彼氏ッ???」



…みんななんでそう言うんだよ…



「違います~!
 沢田君、部屋に行こ!」


「えっ…おぉ」






あたしは沢田君を連れて2階に上がった。






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