旦那様はヤンキーくん
「……みんなに本気なんだ…。
いいなぁ、夕翔に好きって言ってもらえる人」
少しの沈黙の後、彩乃が言った。
「は…はぁ??」
思わず聞き返してしまった。
…どういう意味だ???
「…あっ//
今のはッ…あのッ…
深い意味はなくてねッ…?
えっと…違うからッッ//」
彩乃が真っ赤になりながら言った。
「………あっそ。」
俺はそう言って、視線を彩芽から逸らした。
違うって何が違うんだか…。
もしかして彩乃って俺のこと好きなのか?
…まさかな。
彩乃なんかに好かれたって別にどうでもいいし。
―この時は
ただそう思っていた―…
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このお話の続きゎ
本編を読みすすめていくうちに
だんだん進んできます★
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