旦那様はヤンキーくん








―――その時・・・・・・





「・・・夕翔っ!!!」




そう言いながら、走ってきたのは彩乃ちゃん。






「・・・彩乃」




彩乃ちゃんを見る夕翔は、どこか穏やか。








「・・・俺ら、そろそろ出てく?」






大翔があたしに耳打ちした。






「・・・うん、そうだね」





あたしは頷いて、夕莉を連れて外に出た―・・・









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