旦那様はヤンキーくん
*第5章*それぞれの道
これからも、ずっと。 夕翔side
・・・目が覚めた。
・・・・・・そっか。俺、車にぶつかって・・・。
あれからどれくらい時間が経ったんだろう。
ずっと眠ってた感覚だった。
ただ、ずっと聞こえてたのは―――・・・
“夕翔っ・・・!”
・・・俺を、呼ぶ声。
あれは、彩乃の声だった気がする。
ただの夢かもしれねえけど。
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これからも、ずっと。 夕翔side