旦那様はヤンキーくん
「美村に相談してみれば?」
愛華が言った。
「…無理だよ。
大翔嫉妬するもん」
「…てかさ~…
未だにバカップルだよね。あんたら」
愛華があたしを指差して言った。
「う~~ん……
そんなこと…ないと、思うけど…」
言いながら、少し認めてしまった。
「でもさ、
会社で絶対美村モテてるよね!」
愛華が言った。
…確かに。
あの美形を世の女性が
ほっとく訳ない!!!!!!
…不倫されてたらどうしよう…