ありがとう
急いで済ませて美那とお風呂


ドライヤーで髪を乾かし、部屋へ連れて行く


1つの布団に私と美那


「さ、寝ようね」


「おやすみなさい」


「おやすみ」


しばらくして美那の寝息が聞こえてきた


私は静かに布団から出て、リビングへ行き、テレビを見る


いつ帰ってくるかわからない旦那をこうして毎日待つ


サッサと寝たい


でも、旦那の夕飯の支度をしないといけなくて…


亭主元気で留守がいいっていう、熟年夫婦の言葉が今ならわかる






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