ありがとう
彼の見かけと違う知性的なところにも惹かれつつ、もうすぐ会えなくなる辛さが急に込み上げてくる


どうしたんだろう…


私…


何だか心のどこかが泣いてる?


彼に会えなくなるから?


もっと旦那のことで相談に乗ってもらいたかったから?


「小林さん、お疲れ様でした」


「あ…はい。お疲れ様でした」


彼のことを考えながら、現場の前を通る


何だか恥ずかしい


私…君が言ったアドバイスを今日から頑張ってみるね


家庭が大切だから…






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