三日月<出会い>
やっとの思いで彼と別れ、連絡も絶った時


恋や愛なんてこんなものかって思った。


きっとそれまでで一番すごく好きで、ずっと一緒にいると思った。


「結婚しような」

って言ってくれて、ちあきは頷いたんだ。


永遠を感じた気がしたのに


今は思い出したくもない。

愛ってそんなもの


消えゆくもので

時に憎しみにも変わる



ちあき、また恋する事なんて出来るのかな


本気でそう思っていた。
< 5 / 16 >

この作品をシェア

pagetop