三日月<出会い>
ドアの方へと歩いていき、かすかにしか開いてなかったドアを大きく開けた。
「ダーツやったことないし…どうしよう…
ていうか、羽山ってダレ?」
覚えのなかった名前が誰なのか副委員長にたずねた。
すると
「俺…」
副委員長のすぐ隣に立っていた男が自分を指さし言った。
《え?!まずい、本人の前でダレとか言っちゃった!》
ちあきはアセって弁解した。
「や!ごめん!全然みんなの名前まだ覚えてなくて知らんかって…!ごめん!」
「うん、いいよいいよ」
そう言ってくれたけど、やっぱり嫌な思いをさせてしまったと反省した。
結局ダーツに行くことにし、合計八人。
みんな時間を 持て余してたみたいで思ったより多かった。
男ばかりの中に紅一点の状況にはちあきは馴れていたので気にならなかった。
ダーツ目的に来たけれど、入った店にはビリヤード台もたくさんあり、ビリヤードをしようという事になった。
3つに分かれる事になり、ちあきは青ちゃんと羽山くんと一緒になった。
点数を書く為かホワイトボードがあったので名前を書こうとちあきはペンをとった。
<あおちゃん☆>
《…名字にくん付けで書くのも微妙かな…》
「羽山くん、下の名前なんてゆーの?」
「拓也やで」
ボードに続きを書いた。
<たくや☆>
<ちあき☆>
彼の名前は
拓也。
「ダーツやったことないし…どうしよう…
ていうか、羽山ってダレ?」
覚えのなかった名前が誰なのか副委員長にたずねた。
すると
「俺…」
副委員長のすぐ隣に立っていた男が自分を指さし言った。
《え?!まずい、本人の前でダレとか言っちゃった!》
ちあきはアセって弁解した。
「や!ごめん!全然みんなの名前まだ覚えてなくて知らんかって…!ごめん!」
「うん、いいよいいよ」
そう言ってくれたけど、やっぱり嫌な思いをさせてしまったと反省した。
結局ダーツに行くことにし、合計八人。
みんな時間を 持て余してたみたいで思ったより多かった。
男ばかりの中に紅一点の状況にはちあきは馴れていたので気にならなかった。
ダーツ目的に来たけれど、入った店にはビリヤード台もたくさんあり、ビリヤードをしようという事になった。
3つに分かれる事になり、ちあきは青ちゃんと羽山くんと一緒になった。
点数を書く為かホワイトボードがあったので名前を書こうとちあきはペンをとった。
<あおちゃん☆>
《…名字にくん付けで書くのも微妙かな…》
「羽山くん、下の名前なんてゆーの?」
「拓也やで」
ボードに続きを書いた。
<たくや☆>
<ちあき☆>
彼の名前は
拓也。