友達の好きな人
お母さん達はペチャクチャ話してて、良く話題が尽きないなぁって思うくらいだ
やっと話し終わりお母さん達は会計を済ませている
私と圭介は駐車場で待っていた
「……で?どうなった?」
圭介が咳払いしながら話し出した
「ん?あぁ、葵君?ゴメンまだ話してないんだ」
「そっか、まぁ昨日の今日だしな」
「葵君に話したら圭介にちゃんと報告するから」
「でも、なんて話すんだ?」
「うん。葵君とは友達に戻りたい…って」
「……それだけ?」
「だって、他に好きな人が出来たなんて言ったら圭介の事だって、きっとバレちゃう」
「………あいつ、鋭いからな」
その後、お母さん達が戻ってきて私達は別れた