友達の好きな人



その後少し沈黙が続いてタカちゃんが口を開いた



「わかった。もういいよ」


「……タカちゃん」


「私、キラリとは友達やめるから!」

「待ってよ!タカちゃん」

「圭介と、どうぞ仲良く」



そう言い残してタカちゃんは席を外した



私は追いかける事も出来ずに下を向いたまま、暫く動けなかった




< 141 / 172 >

この作品をシェア

pagetop