友達の好きな人


「おかえり!火の準備は完璧だぜ」


圭介が得意気にバーベキュー用コンロを指差した



「さっすが圭介♪じゃあ野菜切るね」


「待ってタカちゃん!私も手伝う」



こうしてバーベキューが始まった


私の隣には葵君がいた

なのに...



私は圭介の事ばかり考えていた


圭介が彼氏だったらどんなだろう

圭介が彼氏だったら大切にしてくれそう



自分でも薄々気付いてたこの気持ち



そんな事考えてたらタカちゃんに声をかけられた



< 76 / 172 >

この作品をシェア

pagetop