友達の好きな人
「おかえり!火の準備は完璧だぜ」
圭介が得意気にバーベキュー用コンロを指差した
「さっすが圭介♪じゃあ野菜切るね」
「待ってタカちゃん!私も手伝う」
こうしてバーベキューが始まった
私の隣には葵君がいた
なのに...
私は圭介の事ばかり考えていた
圭介が彼氏だったらどんなだろう
圭介が彼氏だったら大切にしてくれそう
自分でも薄々気付いてたこの気持ち
そんな事考えてたらタカちゃんに声をかけられた