恋はピンポンダッシュ!
夏季は、余りにも急いで降りた為に、あのポエムの書かれたノートを、座席に残してしまっていたのだった。
「あぁ~ん!あの時すぐに直しておけばよかった!」
そう言って、夏季は後悔したが、もうすでに電車は遥か彼方、豆粒のように小さくなって、やがて完全に見えなくなってしまった。
次の日の朝、教室の自分の席で、夏季はどんよりとしていた。そこに、夏季の親友の圭織が寄ってきて言った。
「ど、どうしたの、夏季?朝っぱらから、『人生終了!』みたいな顔しちゃって!」
「か…圭織ぃ~っ!ど、どうしよう。(ToT)」
夏季は、昨日のいきさつを話した。
「…それで、髪、切ったんだ。よしよし、可哀相に。…それにしても、そんなノート、誰かに見られたら、めちゃめちゃ恥ずいじゃん!名前までご丁寧に書いてあるとなると…ところで、駅の落とし物保管場所には電話してみたの?」
「…無かったって。」
「…御愁傷様です。(-_-;)」
「あぁ~ん!あの時すぐに直しておけばよかった!」
そう言って、夏季は後悔したが、もうすでに電車は遥か彼方、豆粒のように小さくなって、やがて完全に見えなくなってしまった。
次の日の朝、教室の自分の席で、夏季はどんよりとしていた。そこに、夏季の親友の圭織が寄ってきて言った。
「ど、どうしたの、夏季?朝っぱらから、『人生終了!』みたいな顔しちゃって!」
「か…圭織ぃ~っ!ど、どうしよう。(ToT)」
夏季は、昨日のいきさつを話した。
「…それで、髪、切ったんだ。よしよし、可哀相に。…それにしても、そんなノート、誰かに見られたら、めちゃめちゃ恥ずいじゃん!名前までご丁寧に書いてあるとなると…ところで、駅の落とし物保管場所には電話してみたの?」
「…無かったって。」
「…御愁傷様です。(-_-;)」