生徒vs日々の生活?
「お菓子200円ぶーん!!
…ねっ?よろしく頼んだっ!!」
きらーん、と音がついていそうなウインクをして、
岬はさっきまでの笑顔になった。
…俺含む3人は、ポカーンとしたまま固まった。
「ん?どーした?」
「……………。
沙弥…。
優しいね……。」
「え?
200円分って、けっこう高いよね?」
「………ぷっ!」
「あっははは…!!」
「お前、やっぱバカだろ!!」
爆笑の嵐に包まれた岬は、
訳も分かっていないまま、
一緒になってたくさん笑った。
―――そんなこんなで、
平和?にこの日は終わった。