本気の恋だから、、
すると、先生と優衣たち3人は、1階のにプリントをコピーしに教室から出ていった。


バタンッ。


あたしたち2人の間に、沈黙が流れる。この沈黙をなんとかしようと、あたしは、顔を伏せたまま考えていた。


でもこの沈黙を破ったのは、矢橋クンだった。

「あのさ、さっきはごめん。俺、先生に怒られて、なんかイラついてた。当たってごめん。」

「、、、、。」
あたしは、あまりに驚いて、言葉が出なかった。矢橋クンから、あんな言葉が出るなんて思ってもいなかったから。
< 9 / 14 >

この作品をシェア

pagetop