進まぬ声の先にある愛

気づいていて誘惑に負けたのは私 

気づかないふりをすることだって 

できたのに

それをしなかったのは 

少しくらいの遊びなら 

面白いと思ったから

君みたいな変った人を 

私ははじめて見つけたのだ

好奇心に勝てなかったのだから 

君が私に抱いていたものと 大差ない

でもその興味だって 

しだいに移り変わっていくものだし

私だって 君だって

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