_月の狂気_
_三日月_
航ver
___ボクは、どこで間違ったの?
___いやだよ。。またあんな怖い夢をみたくない。
___ごめんなさい・・ごめんなさい・・・・・
『カッシャーンッ』
「航!?どうしたの?!」
「・・・・・・分かってなんかないよ・・・」
「え・・・?なにが・・」
「お前のそのムダに高い声も全部全部嫌いだっ!!消えちゃえっ!!!全部消えろ!!!!!」
『カッシャーン カッシャーン』
次々と皿を叩き割る。
包丁をキッチンから持ち出した。
もめ合いになり、包丁が
僕の体を貫通する。
嫌な空気と血の匂い。
遠のいてゆく意識。
そして吹き抜ける・・・
・・・・冷たい・・・冷たい風・・・・