眠れない、キミの夜
「一応ね キミの家に行ったんだよ 迎えに、そしたら カギ閉まってて誰もいないから すれ違いかな?って」
だから 鍵がポストに入っていたから勝手に入って 片付けさせてもらったと スーツのポケットから出した 家の鍵を振って見せた
「ありがと……ございます」
ポツポツと言う私の言葉をききながら
「気にしないでいいよ」
と 言う
パッと 彼の顔を見上げると 急に私の目線の前までしゃがみ込み
「何か ユラちゃんって可愛いね?」
と 首を傾げて言った
どこか 哀しげな面持ちで……
【思わぬ招待】
[完]
だから 鍵がポストに入っていたから勝手に入って 片付けさせてもらったと スーツのポケットから出した 家の鍵を振って見せた
「ありがと……ございます」
ポツポツと言う私の言葉をききながら
「気にしないでいいよ」
と 言う
パッと 彼の顔を見上げると 急に私の目線の前までしゃがみ込み
「何か ユラちゃんって可愛いね?」
と 首を傾げて言った
どこか 哀しげな面持ちで……
【思わぬ招待】
[完]