眠れない、キミの夜
「…それよりさ お腹減らない?」



確かに 時計を見るとご飯を食べるには少し遅い 夜の8時過ぎ



「よしっ 頑張って作ろうかな」



なんて 腕捲りしてやる気になっている



「あの…佐久間さん、私も手伝う…」



ただ待ってるのも失礼だよね



「今 何て言った?」


急に振り返り 聞かれ


「私も手伝い…ます?」



意味も分らず 一応繰り返す
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