眠れない、キミの夜
なぜ 私がココへ呼ばれたのか分からず 言われた通りに従う



ピンポーン♪



1005号室に着き チャイムを鳴らす



が いない



返事が返って来ない



はぁ…



もはや溜め息しかでない



わざわざ来たのに



しょうがなく ドアの下にしゃがみ込み 待つ



「寒い…」



季節は春だと言うのにまだまだ冷える中 小さく縮こまり いつの間にか眠ってしまっていた



夜 眠れなかった私に ようやく来た眠気



それを覚ます事は 自分では出来なかった
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