隣の他人
帰り道
都内で久しぶりに主婦友達とランチをした帰り道の事である。
総武線の各駅停車から錦糸町駅で総武快速線に乗り換えた。
車内はまだ帰りのラッシュアワーには少し早いものの、空いている座席はなく、やむを得ず、ドアの脇に立つことにした。
電車に乗ると、独身時代から文庫本を読むのが習慣なのだが、何気に目の前にいた親子連れに釘付けになってしまった。
今風?!のヘソ出しのジーンズ短パンという母親は、まだ20歳そこそこに思われた。
そばにいるのは1歳半か2歳くらいと思われる女の子。
華奢な体のせいか、薄手のパンツに紙おむつのゴツゴツとした形が浮き出てみえている。
女の子は、しきりにママに話しかけている。
手に持ったオモチャが可愛いだとか何だとか…。
そして、『暑い』という素振りをして、上着を自分で脱ぎ出した。
動く電車内、足元がふらふらしながらも、自分で必死で脱ごうとしている。
さすがに、ママが『脱ぐの?』と手を貸した。
総武線の各駅停車から錦糸町駅で総武快速線に乗り換えた。
車内はまだ帰りのラッシュアワーには少し早いものの、空いている座席はなく、やむを得ず、ドアの脇に立つことにした。
電車に乗ると、独身時代から文庫本を読むのが習慣なのだが、何気に目の前にいた親子連れに釘付けになってしまった。
今風?!のヘソ出しのジーンズ短パンという母親は、まだ20歳そこそこに思われた。
そばにいるのは1歳半か2歳くらいと思われる女の子。
華奢な体のせいか、薄手のパンツに紙おむつのゴツゴツとした形が浮き出てみえている。
女の子は、しきりにママに話しかけている。
手に持ったオモチャが可愛いだとか何だとか…。
そして、『暑い』という素振りをして、上着を自分で脱ぎ出した。
動く電車内、足元がふらふらしながらも、自分で必死で脱ごうとしている。
さすがに、ママが『脱ぐの?』と手を貸した。