流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜
リビングに戻ると、幸村の姿がすでにあった。

「ゆきむら、おはよう!」

幸姫はバタバタっと駆け寄ると、幸村の前にちょこんと座った。

「幸姫、ほんとにゆっきーのこと気に入ったのね」

玲子がクスッと笑うと、幸姫は照れながら頷いた。

「あ…パン焼いてくれたの?」

玲子が言うと、幸姫は得意そうに頷いた。

「さすけもてつだってくれたの!」

「ありがとう、幸姫。佐助も…ありがと」

玲子が言うと、幸姫は嬉しそうに笑った。

「さ、時間がぎりぎりだから、幸姫ちょっと急いで食べよう」

「はぁい。いただきまーす」

幸姫がそう言うと、みんなそれに続いて食べ始めた。
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