流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜
拾い物
朝は、鳥の鳴き声で目が覚めた。トントンっとテンポのいい音が聞こえてくる。くんっと匂いを嗅いでみると、お味噌のいい匂いがした。
布団から起き上がり、大きく背伸びをしながら、ドアを開ける。母が朝御飯を作ってくれている姿が見えた。
「れいちゃん、おはよう」
私の声に玲子は気づくと、にっこり笑って挨拶を返してくれた。
「おはよう、幸姫。顔、洗っておいで」
言われて頷き、幸姫は洗面所へと向かった。踏み台をごとっと出してきて、その上に乗り、水で顔を洗う。冷たくて気持ちよくて、少しぼーっとしていた私の目が、しゃきっと覚めた。タオルで顔を拭き、リビングに戻ると、テーブルには2人分の朝ご飯が用意されていた。
「さぁ、食べよう」
玲子の言葉に頷き、ご飯の前に座った。両手をあわせて、玲子の方をみながら、一緒にいただきます、と、言って、フォーク片手に、ご飯を食べ始めた。
布団から起き上がり、大きく背伸びをしながら、ドアを開ける。母が朝御飯を作ってくれている姿が見えた。
「れいちゃん、おはよう」
私の声に玲子は気づくと、にっこり笑って挨拶を返してくれた。
「おはよう、幸姫。顔、洗っておいで」
言われて頷き、幸姫は洗面所へと向かった。踏み台をごとっと出してきて、その上に乗り、水で顔を洗う。冷たくて気持ちよくて、少しぼーっとしていた私の目が、しゃきっと覚めた。タオルで顔を拭き、リビングに戻ると、テーブルには2人分の朝ご飯が用意されていた。
「さぁ、食べよう」
玲子の言葉に頷き、ご飯の前に座った。両手をあわせて、玲子の方をみながら、一緒にいただきます、と、言って、フォーク片手に、ご飯を食べ始めた。