流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

ほんの一瞬の出来事だった。
幸姫が握っていた手を解いて、駆け出した。


あ、また!もう…しょうがない子ね。


口ではこら、と怒りながらも、元気なのは良いことだと、微笑みながら幸姫を見ていた。



次の瞬間。



幸姫の姿が消えた。








………え?







…………幸姫?





「幸姫!」


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