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「留乃‥」

「はーい?」
留乃は足をばたつかせながら
返事した。

「留乃、俺のこと好き‥?」

そう聞くと留乃は
ポカンとしてしまった。


僕としては
パパのことすき?的な
発言だったんだが
幼稚に見すぎてたらしい。


「い、いや‥
退院できるみたいなんだけど
そしたらまた俺と暮すことに
なるからさ‥」


何だか逆に
照れ臭くなった。


すると留乃は
「留乃、タカハシさん好きだよ!」
ともじもじしながら言った。


頬を赤らめて
うつ向いて
きょどきょどしながら。
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