外国人と日本美女


 ザックについて行くと、そこは使われてない物置部屋だった。




「あの…どうかしましたか??」


私がそう言うと、ザックは後ろを向いたまま、



「なぜ、あなたが、この映画に出れるのか、知ってますか」



「知りません。私も、疑問に思ってたんです。まだ女優として実績をあげてない私が出る事になったのか」


ザックはゆっくり振り返った




そして、


「その通り!!!まだあなたにはそんな実績はない。でも選ばれた。どうしてだかわかるかい??」



「いいえ。」




「俺がお前を推薦した。最近な…アメリカ人に飽きてきたんだよ。そしたら、あの時、あんたに会って、何故かあんたに興味がわいた。
そしてこの話がきたから、お前を推薦したんだ。
意味がわかるかい??」



「あんまり」



そしたらザックは、意地悪そうな顔でニヤリと笑って、ゆっくりゆっくりこっちに歩いてきた。



私はその姿が怖くて、一歩ずつ後退りしていく…


……ごつん


逃げ場がなくなってしまった。


その間にもザックは私の目を見て歩いてくる



そしてザックは私の前に来て


「つまり、こういうことだよ。」


一瞬元のほほえみに戻った。


しかしザックはそういうと私の顔をもって、



キスをしてきた。











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