月の雫 -君と歩む彼方への道-
その姿をニヤニヤしながら見ていると。
シルが不意にきょろきょろ周りを見回しだした。
どこか不安げだ。
(……?)
(シレン、何だか様子が変だ)
(……どうした?)
(……戦闘エリアのシールドが……)
――え?
(シレン、今すぐシールドを張るんだ!)
あわてたような、鋭いシルの声。
(ちょ、ちょっと待てよ、何だよ……)
「――!」
おい、マジかよ。
オレはやっと気付いた。
どういうわけか、戦闘エリアを区切っているはずのシールドが、いつのまにか消え失せている!
シルが不意にきょろきょろ周りを見回しだした。
どこか不安げだ。
(……?)
(シレン、何だか様子が変だ)
(……どうした?)
(……戦闘エリアのシールドが……)
――え?
(シレン、今すぐシールドを張るんだ!)
あわてたような、鋭いシルの声。
(ちょ、ちょっと待てよ、何だよ……)
「――!」
おい、マジかよ。
オレはやっと気付いた。
どういうわけか、戦闘エリアを区切っているはずのシールドが、いつのまにか消え失せている!