月の雫 -君と歩む彼方への道-
「あんたは素のあんたのままで、十分愛されるんだよ。
……評価なんかされなくても。
たとえ何もできなくても。
そのままでいいんだよ。
あんたは思ったこと、感じたことを率直に表現すればいい。
……それだけでいいんだ。
仮にそこまで優秀じゃなかったとしても、オレはきみの、友人になりたいと思ったと思う。
いつでもレイジュラが好きだったんだから。
オレは、ずっと。
そして、今も。
いや、以前よりもずっと」
「……」
レイジュラは、ふと攻撃の手を止めて、なんともいえない黒い瞳でじっとオレを見た。
……評価なんかされなくても。
たとえ何もできなくても。
そのままでいいんだよ。
あんたは思ったこと、感じたことを率直に表現すればいい。
……それだけでいいんだ。
仮にそこまで優秀じゃなかったとしても、オレはきみの、友人になりたいと思ったと思う。
いつでもレイジュラが好きだったんだから。
オレは、ずっと。
そして、今も。
いや、以前よりもずっと」
「……」
レイジュラは、ふと攻撃の手を止めて、なんともいえない黒い瞳でじっとオレを見た。