☆たったひとりのスーパースター☆
「俺、先行ってるね」

置き去りにされた私は、
やぶれかぶれになって一気にワンピを脱いだ。


水着姿のまま、メイクを直してたら、

「ナナちゃんさっきはごめんね」

とやつがやってきて、見られた。


アンビリカルケーブルを抜かれたエヴァみたく立ち尽くしてたら、

「意外と巨乳ですね」

と笑ってビールすすりながら、また置き去りにされた。


急いで着たTシャツは、
いつかそうちゃんちで借りたタオルと同じ匂いがしました。
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