☆たったひとりのスーパースター☆
「ナナちゃん、エリやるよ」

そう言ってエリが手伝ってくれた。


和音さんは機材をいじりながらペンを握って、
歌詞をみながら、

「エリさ、この間のここ、分かるようになった?」

「こっちのほうが歌いやすいってこの前言ってたじゃん、どう?」

「この前微妙だったここのアレンジも変えてみたから確認しようか」

なんて言って、エリはうんうん頷いてた。
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