☆たったひとりのスーパースター☆
もはや騒音でしかないアニソンを後奏カット。

テレビのチャンネルを変えられたお父さんみたいな顔していっしーが私を見たけど華麗にスルー。

お次は王子様のラブバラードです。

そうちゃんが甘い声をメロディーに乗せた数秒後、エリが戻ってきて私に耳打ちした。


「ごめんエリ、
ナナちゃんのと携帯間違えちゃったみたい」

あ、めんどくさいからギャル文字表記やめますね。


ドキドキドキドキ


「あ、まじ?大丈夫だよ(私は)」

ここは舞台、私は、女優。
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