叶恋~カナコイ~
私は、間違えないように一生懸命、数式を解いた。













だけど…







「残念、不正解」







「うそっ…」







「罰ゲームね」












パシッ











「痛っいっ」







橘くんは私のおでこに
優しくでこピンをした。






「痛かった?」





「…痛く…ないけど…」






「じゃあ、次問3ね」








スパルタだぁ~…









私はまた間違えてしまった。









「桜井、また罰ゲームね」









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