叶恋~カナコイ~

「あっ、ちょっ」

「32かぁ~…。」


絶対呆れられた。




「一緒に勉強する?」


「え…?」


「うん。放課後。桜井が良ければ」


勉強…2人で?

放課後…?


そんな…


本当に…?



「うんっ」



咄嗟に答えていた。


「じゃあ、決まりね。放課後ね」


と言って、席に付いた。





まさか…



こんなことに
なるなんて…



思いもしなかったよ



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