Happy Ending
アイカは白いポロシャツに半ジャージで待っていてくれた。いわゆる寝巻きだ。

「待たせてゴメン!」アイカに言った。

「いや、今着たところだから☆」明らかに座っていたアイカをみてスマナイ気持ちになった。

アイカに引きつられアイカの部屋に向かった。まさか2年も通うとは思っていなかった。地下鉄の切符を貯めていた分を合わせると30mlの香水入れがパンパンになるほどだ。

「おじゃましまぁす☆」じいちゃんとアイちゃんがいた。

アイちゃんはアイビーと言う名のヨーキーだ☆

「汚いけどどーぞ☆」

確かに汚いがいい匂いがした。女の部屋だった。

部屋でする事がなくアイちゃんと戯れた後、またイチャイチャした。

今度はアイカからもキスをしてきた。オレからもした。

はたからみれば恋人だっただろう。

鈍感なオレでもわかった。多分アイカもオレを好きだろう。

だが、“付き合おう!”その一言が言えなかった。

今度はもっと濃厚なキスをした。

アイカからも返してくれた。
< 21 / 34 >

この作品をシェア

pagetop