天使のような微笑で
「君の言葉が俺にとっての栄養で、癒しでもある。初めて俺のブログにコメントしてくれた事覚えてる?俺はあの言葉を支えにここまで頑張ってこれた。君のおかげだよ。手が届かないなんて言わないで。お願いだから近くに来て。そして、笑って」

 彼女と初めて会った時。
 俺は、彼女の笑顔をこれからずっと見ていたいと、心の底から思った。

 側で笑っていてくれたら、もっと頑張れそうな気がした。

 お願いだから、俺の気持ちに答えて?

 手に力を込め、送信ボタンを押す。

 どうか、電波と一緒に俺の気持ちも届いて!!


 俺は、彼女のメールを待ちながら、ブログを書いたりコメントに目を通す。
 メールが気になって、チラチラと携帯を見てしまう。

 落ち着かない。

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