俺と姫
「仁美~!あと1時間後に、若菜と一緒にココ来て。」

「うん!じゃあ、後で!!」

「じゃあな。」


只今、俺等(拓と同室)の部屋。

部屋は2人部屋だ。

拓も緊張してる。

告るのは、俺だけじゃないからな。

仁美は確か、若菜と同じ部屋。

俺と若菜が部屋チェンジするのが俺の夢。

まぁ、ありえねぇ事だと思うけど。



「拓、後10分で約束の時間。」

「待たせられねぇから、よろっと行くかぁ。」

「「ハァ―――――」」

「お前が先に告れよ。た・く・ちゃん♡」

「え゛っまじで?少し離れた場所で告んね?あの、ほら、良亮もいるし。」

「あ゛っそうだった。奴がいるんだ。」
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