俺と姫
2回目のお泊り
ピンポーン
「はーい」
「こんにちは。仁美さんを迎えに来ました」
「仁美――!!陽向くんが迎えに来てくれたわよ~!!」
「ちょっと待ってて~」
「ごめんね陽向くん。今日もお泊りするとか言って・・・。しかも、お勉強を教えてもらっちゃうみたいで・・・」
「全然大丈夫です。仁美さんの点数、100点以上上がるように頑張りますから」
「ありがと~!!あたしまで陽向くんに惚れちゃうわ~。陽向くんモテるでしょ?なんで仁美なんかわ選んじゃったの?」
「仁美が世界一可愛いからです」
「仁美より可愛い子なんてイッパイいるのにねぇ~。ありがと~」
「も~お母さん陽向にヘンなこと言わないでね。ってか、言ってないよね?」
「言ってないわよ?」
「陽向、早く行こ?」